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ワシントンで24日、下院公聴会で話すFRBのパウエル議長=AP

 米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は22日、米西部ワイオミング州のジャクソンホールで講演する。パウエルFRBは、水増しされた雇用指標を前提に金融政策を決めていたことが判明している。雇用の下支えに向け、9月にも利下げに踏み切る方針を示すかどうかが焦点だ。

 ジャクソンホールでは21~23日、各国の中央銀行総裁や学者らが集まる毎年恒例の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が開かれている。FRB議長の講演が会議の目玉で、米金融政策の先行きを示唆することも多く、世界の市場関係者の関心を集める。

 とりわけ今回は注目度が高い…

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